第一種衛生管理者試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。

2003年 · 労働衛生(有害業務)

第一種衛生管理者試験 過去問 2003年 第19問(労働衛生(有害業務))

電離放射線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

電離放射線に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 電離放射線の被ばくによる影響には、身体的影響と遺伝的影響がある。
  2. (2) 電離放射線の被ばくによる身体的影響のうち、白内障は晩発障害に分類される。
  3. (3) 電離放射線の被ばくによる発がんと遺伝的影響は、確定的影響に分類される。
  4. (4) 電離放射線の被ばく後、数週間程度までに現れる造血器系障害は、急性障害に分類される。
  5. (5) 造血器、生殖腺、腸粘膜、皮膚など頻繁に細胞分裂している組織・臓器は、電離放射線の影響を受けやすい。

正答

正答は (3) です。

解説

誤っているのは③の「発がんと遺伝的影響は確定的影響」という記述です。正しくは「確率的影響」であり、閾値がなく線量が増えるほど発生確率が高まります。確定的影響は閾値があり、閾値を超えると重篤度が増す影響です(白内障・骨髄抑制など)。身体的影響と遺伝的影響の区分(①正)、白内障は確定的影響(②正)、造血器障害(④正)はいずれも正しい内容です。

正解の理由

③の「発がんと遺伝的影響は確定的影響」という記述です 電離放射線に関して誤っているのは③の「発がんと遺伝的影響は確定的影響」という記述です。

(3) 電離放射線の被ばくによる発がんと遺伝的影響は、確定的影響に分類される。

他の選択肢

  • (1) 電離放射線の被ばくによる影響には、身体的影響と遺伝的影響がある。

    (1)「電離放射線の被ばくによる影響には、身体的影響と遺伝的影響がある。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(3)「電離放射線の被ばくによる発がんと遺伝的影響は、確定的影響に分類される。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (2) 電離放射線の被ばくによる身体的影響のうち、白内障は晩発障害に分類される。

    (2)「電離放射線の被ばくによる身体的影響のうち、白内障は晩発障害に分類される。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(3)「電離放射線の被ばくによる発がんと遺伝的影響は、確定的影響に分類される。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 電離放射線の被ばく後、数週間程度までに現れる造血器系障害は、急性障害に分類される。

    (4)「電離放射線の被ばく後、数週間程度までに現れる造血器系障害は、急性障害に分類される。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(3)「電離放射線の被ばくによる発がんと遺伝的影響は、確定的影響に分類される。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (5) 造血器、生殖腺、腸粘膜、皮膚など頻繁に細胞分裂している組織・臓器は、電離放射線の影響を受けやすい。

    選択肢(5)「造血器、生殖腺、腸粘膜、皮膚など頻繁に細胞分裂している組織・臓器は、電離放射線の影響を受けやすい。」は、労働衛生の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(3)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。

学習のヒント

関連用語と同年の他の過去問で定着を確認してください。

類似の問題

同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。