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第一種衛生管理者試験 過去問 1998年 第24問(労働衛生(有害業務))
作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
問題
作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 音圧レベルは、通常、その音圧と人間が聴くことができる最も小さな音圧(20μPa)との比の常用対数を20倍して求められ、その単位はデシベル(dB)で表される。
- (2) 等価騒音レベルは、単位時間(1分間)における音圧レベルを10秒間ごとに平均化した幾何平均値で、変動する騒音レベルの平均値として表した値である。
- (3) 人が聴くことができる音の周波数は、およそ20〜20,000Hzである。
- (4) 騒音性難聴の初期に認められる4,000Hz付近の音を中心とする聴力低下の型をc5dipという。
- (5) 騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、交感神経の活動の亢進や副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。
正答
正答は (2) です。
解説
②の等価騒音レベルの定義です。等価騒音レベルは一定時間における平均エネルギーを基に算出するものであり、「10秒ごとに平均した幾何平均値」という説明は誤りです。音圧レベルの定義(①正)、有毛細胞の変性(③正)、C5dip(④正)は正しい内容です。
正解の理由
騒音に関して誤っているのは正答②の等価騒音レベルの定義です。
(2) 等価騒音レベルは、単位時間(1分間)における音圧レベルを10秒間ごとに平均化した幾何平均値で、変動する騒音レベルの平均値として表した値である。
他の選択肢
(1) 音圧レベルは、通常、その音圧と人間が聴くことができる最も小さな音圧(20μPa)との比の常用対数を20倍して求められ、その単位はデシベル(dB)で表される。
(1)「音圧レベルは、通常、その音圧と人間が聴くことができる最も小さな音圧(20μPa)との比の常用対数を20倍して求められ、その単位はデシベル(dB)で表される。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「等価騒音レベルは、単位時間(1分間)における音圧レベルを10秒間ごとに平均化した幾何平均値で、変動する騒音レベルの平均値として表した値である。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(3) 人が聴くことができる音の周波数は、およそ20〜20,000Hzである。
(3)「人が聴くことができる音の周波数は、およそ20〜20,000Hzである。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「等価騒音レベルは、単位時間(1分間)における音圧レベルを10秒間ごとに平均化した幾何平均値で、変動する騒音レベルの平均値として表した値である。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) 騒音性難聴の初期に認められる4,000Hz付近の音を中心とする聴力低下の型をc5dipという。
(4)「騒音性難聴の初期に認められる4,000Hz付近の音を中心とする聴力低下の型をc5dipという。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「等価騒音レベルは、単位時間(1分間)における音圧レベルを10秒間ごとに平均化した幾何平均値で、変動する騒音レベルの平均値として表した値である。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(5) 騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、交感神経の活動の亢進や副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。
選択肢(5)「騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、交感神経の活動の亢進や副腎皮質ホルモンの分泌の増加が認められることがある。」は、労働衛生の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(2)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。
学習のヒント
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