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2001年 · 労働衛生(有害業務)

第一種衛生管理者試験 過去問 2001年 第32問(労働衛生(有害業務))

ノロウイルスによる食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

ノロウイルスによる食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。
  2. (2) ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。
  3. (3) 潜伏期間は、1〜2日間である。
  4. (4) 発生時期は、夏季が多い。
  5. (5) 症状は、筋肉の麻痺などの神経症状が特徴である。

正答

正答は (3) です。

解説

③の潜伏期間1〜2日間です。ノロウイルスは食品中では増殖せず、人の腸管内で増殖します(①誤)。ウイルスの感染性は85℃以上1分間以上の加熱で失われます(②誤)。発生時期は冬季が多く(④誤)、症状は嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状が主で筋肉麻痺ではありません(⑤誤)。

正解の理由

ノロウイルスによる食中毒の正しい記述は③の潜伏期間1〜2日間です。

(3) 潜伏期間は、1〜2日間である。

他の選択肢

  • (1) 食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。

    人の腸管内で増殖します(①誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。」。

  • (2) ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。

    ウイルスの感染性は85℃以上1分間以上の加熱で失われます(②誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。」。

  • (4) 発生時期は、夏季が多い。

    この肢は「発生時期は、夏季が多い。」と述べていますが、労働衛生(有害業務)の基準では正しい記述ではありません。

    正答(3)「潜伏期間は、1〜2日間である。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「発生時期は、夏季が多い。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

  • (5) 症状は、筋肉の麻痺などの神経症状が特徴である。

    症状は嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状が主で筋肉麻痺ではありません(⑤誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「症状は、筋肉の麻痺などの神経症状が特徴である。」。

学習のヒント

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