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2001年 · 労働衛生(有害業務)

第一種衛生管理者試験 過去問 2001年 第20問(労働衛生(有害業務))

作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 人が聴くことのできる音の周波数は10Hzから30,000Hz程度までで、会話音域は2,000Hzから4,000Hz程度までである。
  2. (2) 騒音性難聴では、通常の会話音より低い音から聞こえにくくなる。
  3. (3) 騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の蝸牛の中の有毛細胞が変性することにより起こる。
  4. (4) 等価騒音レベルは、中心周波数500Hz、1,000Hz、2,000Hz及び4,000Hzの各オクターブバンドの騒音レベルの平均値で、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応する。
  5. (5) 騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、ストレス反応である副腎皮質ホルモンの分泌の減少が認められる。

正答

正答は (3) です。

解説

騒音性難聴は内耳の蝸牛(かぎゅう)の中にある有毛細胞が変性・破壊されることで起こる感音性難聴です(正答③)。

正解の理由

騒音性難聴は内耳の蝸牛(かぎゅう)の中にある有毛細胞が変性・破壊されることで起こる感音性難聴です(正答③)。

(3) 騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の蝸牛の中の有毛細胞が変性することにより起こる。

他の選択肢

  • (1) 人が聴くことのできる音の周波数は10Hzから30,000Hz程度までで、会話音域は2,000Hzから4,000Hz程度までである。

    人の可聴域は約20Hzから20,000Hz程度であり「10Hzから30,000Hz」は誤り(①誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「人が聴くことのできる音の周波数は10Hzから30,000Hz程度までで、会話音域は2,000Hzから4,000H…」。

  • (2) 騒音性難聴では、通常の会話音より低い音から聞こえにくくなる。

    騒音性難聴は会話音域よりも高い音域から聞こえにくくなります(②誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「騒音性難聴では、通常の会話音より低い音から聞こえにくくなる。」。

  • (4) 等価騒音レベルは、中心周波数500Hz、1,000Hz、2,000Hz及び4,000Hzの各オクターブバンドの騒音レベルの平均値で、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応する。

    選択肢(4)「等価騒音レベルは、中心周波数500Hz、1,000Hz、2,000Hz及び4,000Hzの各オクターブバンドの騒音レベルの平均値で、変動する騒音…」は、労働衛生の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(3)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。

  • (5) 騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、ストレス反応である副腎皮質ホルモンの分泌の減少が認められる。

    副腎皮質ホルモンの分泌は「減少」ではなく増加します(⑤誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与えるため、騒音ばく露により、ストレス反応である副腎皮質ホルモンの分泌の減…」。

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