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1999年 · 労働衛生(有害業務)

第一種衛生管理者試験 過去問 1999年 第20問(労働衛生(有害業務))

化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) シアン化水素による中毒では、細胞内での酸素利用の障害による呼吸困難、けいれんなどがみられる。
  2. (2) 硫化水素による中毒では、意識消失、呼吸麻痺などがみられる。
  3. (3) 弗化水素による慢性中毒では、骨の硬化、斑状歯などがみられる。
  4. (4) 二酸化硫黄による慢性中毒では、慢性気管支炎、歯牙酸蝕症などがみられる。
  5. (5) 二酸化窒素による中毒では、末梢神経障害などがみられる。

正答

正答は (5) です。

解説

⑤の塩素に関する記述です。再生不良性貧血や溶血はベンゼン中毒の症状です。塩素は気道・眼・皮膚への強い刺激・腐食作用が特徴です。硫化水素の呼吸麻痺(①正)、ノルマルヘキサンの末梢神経障害(②正)、一酸化炭素のCO-Hb形成(④正)はいずれも正しい内容です。

正解の理由

化学物質の健康障害で誤っているのは正答⑤の塩素に関する記述です。

(5) 二酸化窒素による中毒では、末梢神経障害などがみられる。

他の選択肢

  • (1) シアン化水素による中毒では、細胞内での酸素利用の障害による呼吸困難、けいれんなどがみられる。

    (1)「シアン化水素による中毒では、細胞内での酸素利用の障害による呼吸困難、けいれんなどがみられる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「二酸化窒素による中毒では、末梢神経障害などがみられる。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (2) 硫化水素による中毒では、意識消失、呼吸麻痺などがみられる。

    (2)「硫化水素による中毒では、意識消失、呼吸麻痺などがみられる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「二酸化窒素による中毒では、末梢神経障害などがみられる。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 弗化水素による慢性中毒では、骨の硬化、斑状歯などがみられる。

    選択肢(3)「弗化水素による慢性中毒では、骨の硬化、斑状歯などがみられる。」は、労働衛生の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(5)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。

  • (4) 二酸化硫黄による慢性中毒では、慢性気管支炎、歯牙酸蝕症などがみられる。

    (4)「二酸化硫黄による慢性中毒では、慢性気管支炎、歯牙酸蝕症などがみられる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「二酸化窒素による中毒では、末梢神経障害などがみられる。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

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