プッシュプル型換気装置とは?意味・試験ポイント・注意点【第一種衛生管理者試験】

プッシュプル型換気装置について、定義・根拠・試験での押さえ方をまとめます。プッシュプル型換気装置の構造と法令上の位置づけを解説します。定期自主検査の周期や記録保存、局所排気装置との関係など、関係法令で問われる点が分かります。

この記事の要点

この記事では、プッシュプル型換気装置の意味と試験での見方を、問題の解説に沿って整理します。

  • 吹出し側と吸込み側で構成し、発散源を挟む捕捉気流をつくる設備
  • 有機溶剤・特定化学物質作業で局所排気装置の代替設備として認められる
  • 1年以内ごとに1回の定期自主検査が必要(記録は3年間保存)
  • 根拠:有機則ではブース外側面0.2m/s以上、ブース内側面の捕捉気流0.5m/s以上等
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この記事の信頼性について

執筆一衛マスター編集部(学習用語、過去問の復習導線、試験ガイドを整理する編集チーム)
確認一衛マスター編集部(公開前に公式情報、法令情報、サイト内の関連ページとの整合性を確認)
主な参照元

1まず押さえる要点

プッシュプル型換気装置とは、吹出し側と吸込み側を備え、発散源を挟む捕捉気流で有害物を捕えて排出する設備である。

2試験で押さえるポイント

  • 吹出し側と吸込み側で構成し、発散源を挟む捕捉気流をつくる設備
  • 有機溶剤・特定化学物質作業で局所排気装置の代替設備として認められる
  • 1年以内ごとに1回の定期自主検査が必要(記録は3年間保存)
  • 根拠:有機則ではブース外側面0.2m/s以上、ブース内側面の捕捉気流0.5m/s以上等を条文とセットで確認する

3定義と基本理解

プッシュプル型換気装置とは、吹出し側と吸込み側を備え、発散源を挟む捕捉気流で有害物を捕えて排出する設備である。

プッシュプル型換気装置。

  • 清浄空気を送る吹出し側と
  • 有害物を含む空気を吸い込む吸込み側で構成される設備

両者の間に発散源を置き、一様な捕捉気流で有害物を運んで排出する。

プッシュプル型換気装置。

  • 清浄空気を押し出す吹出し側と
  • 汚れた空気を吸い込む吸込み側からなる設備

両者の間に発散源を置き、一様な捕捉気流で有害物を運んで排出します。

関係法令では、有機溶剤や特定化学物質を扱う作業で、局所排気装置の代替設備として認められています。 認められるには、必要な捕捉気流速度などの性能要件を満たす構造でなければなりません。

  • 設置後は性能を維持するため
  • 1年以内ごとに1回の定期自主検査が義務づけられ
  • その記録は3年間保存し

混同しやすい用語との違い(一覧)

用語押さえる要点
プッシュプル型換気装置プッシュプル型換気装置とは、吹出し側と吸込み側を備え、発散源を挟む捕捉気流で有害物を捕えて排出する設備である
OSHMS認定OSHMS認定とは、優良な安全衛生管理を行う事業場が計画届の免除を受けられる労働基準監督署長の認定である
じん肺健康診断・管理区分(法令)じん肺健康診断とは、じん肺法に基づき粉じん作業従事者へ実施する特別な健康診断のことである
じん肺法に基づく就業上の措置じん肺法に基づく就業上の措置とは、管理区分の決定に応じて講じる作業転換や療養の措置のことである
ずい道等の覆工作業主任者ずい道等の覆工作業主任者とは、トンネルの覆工コンクリート作業を直接指揮する作業主任者のことである

数値・手続の正誤は演習と公式テキストで必ず確認してください。

有機則ではブース外側面0.2m/s以上、ブース内側面の捕捉気流0.5m/s以上等は、吹出し側と吸込み側を備え、発散源を挟む捕捉気流で有害物を捕えて排出する設備であるに関する根拠法令です。

5選択肢で問われやすい点

関係法令では、プッシュプル型換気装置が有機溶剤や特定化学物質の発散抑制設備の一つとして位置づけられる。

設置にあたり必要な捕捉気流の確保や、定期自主検査・性能要件が求められる。

局所排気装置・全体換気装置と並ぶ設備区分として、それぞれの適用関係と検査義務を整理しておくことが試験対策上重要である。

6よくある誤解・注意点

全体換気装置と混同しやすい。全体換気は希釈が目的で発散源を直接捕えないが、プッシュプル型は気流で発散源を挟んで捕捉する設備である。捕捉と希釈の目的の違いを取り違える誤りに注意。

7覚え方・整理のコツ

「局排・プッシュプル・全体換気」を捕捉力の順で整理。検査は局所排気と同じく1年以内ごとに1回、記録3年保存とセットで覚える。

最後に「プッシュプル型換気装置」が登場する過去問を1問解き、選択肢の根拠まで言語化して整理してください。

8関連する過去問

この用語が本文・解説に登場する過去問です。リンクから問題と解説を確認できます。

9よくある質問

プッシュプル型換気装置の定期自主検査は、どのくらいの頻度で必要ですか。
1年以内ごとに1回、定期に自主検査を行う必要があります。これは局所排気装置と同じ周期です。検査では気流の状態やダクト、ファンなどの異常の有無を確認します。検査結果の記録は3年間保存しなければなりません。1か月を超えて使用を休止した場合は、使用再開時に同様の点検が求められる点も合わせて押さえておきましょう。
プッシュプル型換気装置は全体換気装置とどう違いますか。
目的と原理が異なります。全体換気装置は室内に外気を取り入れ、有害物の濃度を薄める希釈が目的で、発散源を直接捕えません。これに対しプッシュプル型換気装置は、発散源を挟む一様な気流で有害物そのものを捕えて排出します。捕捉性能が高く、有機溶剤作業などで局所排気装置の代替として認められる点が大きな違いです。

記事の基本情報

対象試験第一種衛生管理者試験
分野関係法令(有害業務)
重要度B
法令・根拠有機則ではブース外側面0.2m/s以上、ブース内側面の捕捉気流0.5m/s以上等
関連タグ第一種衛生管理者 / 編集合格

公式情報の確認

プッシュプル型換気装置は、第一種衛生管理者試験の学習で押さえたい用語です。制度、数値、義務の有無は年度や法令改正で変わることがあるため、受験前には公式情報も確認してください。

注意:本ページは学習用の要点整理です。出題範囲・法令・公式見解は変更される場合があります。本番前には必ず試験実施団体や法令原文などの公式情報を確認してください。