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2003年 · 労働生理

第一種衛生管理者試験 過去問 2003年 第44問(労働生理)

ホルモンとその働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

ホルモンとその働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) 副腎皮質から分泌されるコルチゾールは、血糖値を上昇させる。
  2. (2) 副腎髄質から分泌されるアドレナリンは、血糖値を低下させる。
  3. (3) 副甲状腺から分泌されるパラソルモンは、睡眠と覚醒のリズムの調節を行う。
  4. (4) 松果体から分泌されるメラトニンは、体内のカルシウムバランスの調整を行う。
  5. (5) 胃粘膜から分泌されるガストリンは、胃酸の分泌を抑制する。

正答

正答は (1) です。

解説

正しいのは①の「副腎皮質から分泌されるコルチゾールは血糖値を上昇させる」です。コルチゾールはストレス時に分泌される糖質コルチコイドで血糖値を上昇させます。副腎髄質のアドレナリンは血糖値を上昇させる(②誤)、パラソルモンは副甲状腺から血中カルシウムを上昇させる(③誤)、メラトニンは松果体から睡眠に関与(④誤)、ガストリンは胃酸分泌を促進(⑤誤)はいずれも誤りです。

正解の理由

①の「副腎皮質から分泌されるコルチゾールは血糖値を上昇させる」です ホルモンとその働きで正しいのは①の「副腎皮質から分泌されるコルチゾールは血糖値を上昇させる」です。

(1) 副腎皮質から分泌されるコルチゾールは、血糖値を上昇させる。

他の選択肢

  • (2) 副腎髄質から分泌されるアドレナリンは、血糖値を低下させる。

    副腎髄質のアドレナリンは血糖値を上昇させる(②誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「副腎髄質から分泌されるアドレナリンは、血糖値を低下させる。」。

  • (3) 副甲状腺から分泌されるパラソルモンは、睡眠と覚醒のリズムの調節を行う。

    パラソルモンは副甲状腺から血中カルシウムを上昇させる(③誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「副甲状腺から分泌されるパラソルモンは、睡眠と覚醒のリズムの調節を行う。」。

  • (4) 松果体から分泌されるメラトニンは、体内のカルシウムバランスの調整を行う。

    メラトニンは松果体から睡眠に関与(④誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「松果体から分泌されるメラトニンは、体内のカルシウムバランスの調整を行う。」。

  • (5) 胃粘膜から分泌されるガストリンは、胃酸の分泌を抑制する。

    この肢は「胃粘膜から分泌されるガストリンは、胃酸の分泌を抑制する。」と述べていますが、労働生理の基準では正しい記述ではありません。

    正答(1)「副腎皮質から分泌されるコルチゾールは、血糖値を上昇させる。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。

    正答の論点と照らすと、この肢は「胃粘膜から分泌されるガストリンは、胃酸の分泌を抑制する。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。

学習のヒント

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