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2003年 · 労働生理

第一種衛生管理者試験 過去問 2003年 第39問(労働生理)

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 自律神経系は、内臓、血管などの不随意筋に分布している。
  2. (2) 自律神経である交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。
  3. (3) 大脳皮質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢である。
  4. (4) 心臓に対しては、交感神経の亢進は心拍数を増加させ、副交感神経の亢進は心拍数を減少させる。
  5. (5) 消化管に対しては、交感神経の亢進は運動を促進させ、副交感神経の亢進は運動を抑制させる。

正答

正答は (5) です。

解説

誤っているのは⑤の「交感神経系は身体の機能をより活動的に調節する」という記述です。これ自体は正しいのですが、問題文の⑤には「副交感神経系とほぼ同一の経路で支配する」など誤りが含まれています。大脳皮質は灰白質(③正)、体性神経は運動・感覚に関与(②正)、交感・副交感神経は双方向から支配(④正)はいずれも正しい内容です。

正解の理由

⑤の「交感神経系は身体の機能をより活動的に調節する」という記述です 神経系に関して誤っているのは⑤の「交感神経系は身体の機能をより活動的に調節する」という記述です。 これ自体は正しいのですが、問題文の⑤には「副交感神経系とほぼ同一の経路で支配する」など誤りが含まれています。

(5) 消化管に対しては、交感神経の亢進は運動を促進させ、副交感神経の亢進は運動を抑制させる。

他の選択肢

  • (1) 自律神経系は、内臓、血管などの不随意筋に分布している。

    選択肢(1)「自律神経系は、内臓、血管などの不随意筋に分布している。」は、労働生理の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(5)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。

  • (2) 自律神経である交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。

    (2)「自律神経である交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「消化管に対しては、交感神経の亢進は運動を促進させ、副交感神経の亢進は運動を抑制させる。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 大脳皮質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢である。

    (3)「大脳皮質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「消化管に対しては、交感神経の亢進は運動を促進させ、副交感神経の亢進は運動を抑制させる。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 心臓に対しては、交感神経の亢進は心拍数を増加させ、副交感神経の亢進は心拍数を減少させる。

    (4)「心臓に対しては、交感神経の亢進は心拍数を増加させ、副交感神経の亢進は心拍数を減少させる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「消化管に対しては、交感神経の亢進は運動を促進させ、副交感神経の亢進は運動を抑制させる。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

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