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2003年 · 労働衛生(有害業務)

第一種衛生管理者試験 過去問 2003年 第26問(労働衛生(有害業務))

厚生労働省の「作業環境測定基準」及び「作業環境評価基準」に基づく作業環境測定及びその結果の評価に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

厚生労働省の「作業環境測定基準」及び「作業環境評価基準」に基づく作業環境測定及びその結果の評価に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 作業環境測定を実施する場合の単位作業場所は、労働者の作業中の行動範囲、有害物の分布の状況などに基づいて設定する。
  2. (2) 管理濃度は、有害物質に係る作業環境の状態を、単位作業場所ごとにその作業環境測定結果から評価するための指標として定められている。
  3. (3) B測定は、単位作業場所中の有害物質の発散源に近接する場所で作業が行われる場合において、空気中の有害物質の最高濃度を知るために行う測定である。
  4. (4) A測定とB測定を併せて行う場合は、A測定の測定値を用いて求めた第一評価値及び第二評価値とB測定の測定値に基づき、単位作業場所を第一管理区分から第三管理区分までのいずれかに区分する。
  5. (5) A測定の第一評価値は、第二評価値より常に小さい。

正答

正答は (5) です。

解説

誤っているのは⑤の「A測定の第一評価値は第二評価値より常に小さい」という記述です。統計的に第一評価値(幾何平均値の推定上限)より第二評価値(95%上側信頼限界)の方が常に大きいとは限りません。単位作業場所の定義(①正)、管理濃度の説明(②正)、B測定は発散源近傍で実施(③正)、A・B測定の評価方法(④正)はいずれも正しい内容です。

正解の理由

⑤の「A測定の第一評価値は第二評価値より常に小さい」という記述です 作業環境測定で誤っているのは⑤の「A測定の第一評価値は第二評価値より常に小さい」という記述です。

(5) A測定の第一評価値は、第二評価値より常に小さい。

他の選択肢

  • (1) 作業環境測定を実施する場合の単位作業場所は、労働者の作業中の行動範囲、有害物の分布の状況などに基づいて設定する。

    (1)「作業環境測定を実施する場合の単位作業場所は、労働者の作業中の行動範囲、有害物の分布の状況などに基づいて設定する。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「A測定の第一評価値は、第二評価値より常に小さい。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (2) 管理濃度は、有害物質に係る作業環境の状態を、単位作業場所ごとにその作業環境測定結果から評価するための指標として定められている。

    (2)「管理濃度は、有害物質に係る作業環境の状態を、単位作業場所ごとにその作業環境測定結果から評価するための指標として定められている。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「A測定の第一評価値は、第二評価値より常に小さい。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) B測定は、単位作業場所中の有害物質の発散源に近接する場所で作業が行われる場合において、空気中の有害物質の最高濃度を知るために行う測定である。

    (3)「B測定は、単位作業場所中の有害物質の発散源に近接する場所で作業が行われる場合において、空気中の有害物質の最高濃度を知るために行う測定である。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「A測定の第一評価値は、第二評価値より常に小さい。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) A測定とB測定を併せて行う場合は、A測定の測定値を用いて求めた第一評価値及び第二評価値とB測定の測定値に基づき、単位作業場所を第一管理区分から第三管理区分までのいずれかに区分する。

    (4)「A測定とB測定を併せて行う場合は、A測定の測定値を用いて求めた第一評価値及び第二評価値とB測定の測定値に基づき、単位作業場所を第一管理区分から第三管理区分までの…」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「A測定の第一評価値は、第二評価値より常に小さい。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

学習のヒント

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