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2000年 · 労働衛生(有害業務)

第一種衛生管理者試験 過去問 2000年 第24問(労働衛生(有害業務))

作業環境における有害要因による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題

作業環境における有害要因による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. (1) マイクロ波は、赤外線より波長が短い電磁波で、照射部位の組織を加熱する作用がある。
  2. (2) 熱痙攣けいれんは、高温環境下での労働において、皮膚の血管に血液がたまり、脳への血液の流れが少なくなることにより発生し、めまい、失神などの症状がみられる。
  3. (3) 全身振動障害では、レイノー現象などの末梢循環障害や手指のしびれ感などの末梢神経障害がみられ、局所振動障害では、関節痛などの筋骨格系障害がみられる。
  4. (4) 凍瘡は、皮膚組織の凍結壊死を伴うしもやけのことで、0°C以下の寒冷にばく露することによって発生する。
  5. (5) 金属熱は、金属の溶融作業などで亜鉛、銅などのヒュームを吸入したときに発生し、悪寒、発熱、関節痛などの症状がみられる。

正答

正答は (5) です。

解説

⑤の金属熱です。金属熱は亜鉛・銅などの金属ヒュームを吸入して起こる一時的な発熱疾患で、悪寒・発熱・関節痛などの症状がみられます。マイクロ波は赤外線より波長が長い(①誤)、振動障害は局所と全身が逆(③誤)はいずれも誤りです。

正解の理由

有害要因による健康障害で正しいのは正答⑤の金属熱です。

(5) 金属熱は、金属の溶融作業などで亜鉛、銅などのヒュームを吸入したときに発生し、悪寒、発熱、関節痛などの症状がみられる。

他の選択肢

  • (1) マイクロ波は、赤外線より波長が短い電磁波で、照射部位の組織を加熱する作用がある。

    マイクロ波は赤外線より波長が長い(①誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「マイクロ波は、赤外線より波長が短い電磁波で、照射部位の組織を加熱する作用がある。」。

  • (2) 熱痙攣けいれんは、高温環境下での労働において、皮膚の血管に血液がたまり、脳への血液の流れが少なくなることにより発生し、めまい、失神などの症状がみられる。

    選択肢(2)「熱痙攣けいれんは、高温環境下での労働において、皮膚の血管に血液がたまり、脳への血液の流れが少なくなることにより発生し、めまい、失神などの症状がみ…」は、労働衛生の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(5)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。

  • (3) 全身振動障害では、レイノー現象などの末梢循環障害や手指のしびれ感などの末梢神経障害がみられ、局所振動障害では、関節痛などの筋骨格系障害がみられる。

    振動障害は局所と全身が逆(③誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「全身振動障害では、レイノー現象などの末梢循環障害や手指のしびれ感などの末梢神経障害がみられ、局所振動障害では、関…」。

  • (4) 凍瘡は、皮膚組織の凍結壊死を伴うしもやけのことで、0°C以下の寒冷にばく露することによって発生する。

    選択肢(4)「凍瘡は、皮膚組織の凍結壊死を伴うしもやけのことで、0°C以下の寒冷にばく露することによって発生する。」は、労働衛生の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(5)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。

学習のヒント

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