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第一種衛生管理者試験 過去問 1999年 第33問(労働衛生(有害業務))
ノロウイルスによる食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
ノロウイルスによる食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。
- (2) ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。
- (3) 潜伏期間は、1〜2日である。
- (4) 発生時期は、夏季が多い。
- (5) 症状は、筋肉の麻痺などの神経症状が特徴である。
正答
正答は (3) です。
解説
③の潜伏期間1〜2日間です。ノロウイルスは食品中では増殖せず、人の腸管内で増殖します(①誤)。ウイルスの感染性は85℃以上1分間以上の加熱で失われます(②誤)。発生時期は冬季が多く(④誤)、症状は嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状が主で筋肉麻痺ではありません(⑤誤)。
正解の理由
ノロウイルスによる食中毒の正しい記述は③の潜伏期間1〜2日間です。
(3) 潜伏期間は、1〜2日である。
他の選択肢
(1) 食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。
人の腸管内で増殖します(①誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。」。
(2) ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。
ウイルスの感染性は85℃以上1分間以上の加熱で失われます(②誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。」。
(4) 発生時期は、夏季が多い。
この肢は「発生時期は、夏季が多い。」と述べていますが、労働衛生(有害業務)の基準では正しい記述ではありません。
正答(3)「潜伏期間は、1〜2日である。」は、制度・手続・学習法のいずれかの観点で適切な内容です。
正答の論点と照らすと、この肢は「発生時期は、夏季が多い。」という断定のどこかが設問の前提と矛盾します。主語・客体・数字・期限・「毎年/常に/不要」などの限定語をチェックしてください。(5) 症状は、筋肉の麻痺などの神経症状が特徴である。
症状は嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状が主で筋肉麻痺ではありません(⑤誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「症状は、筋肉の麻痺などの神経症状が特徴である。」。
学習のヒント
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