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第一種衛生管理者試験 過去問 1995年 第35問(労働生理)
神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
問題
神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。
- (2) 体性神経は、運動及び感覚に関与し、自律神経は、呼吸、循環などに関与する。
- (3) 大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
- (4) 交感神経系と副交感神経系は、各種臓器において双方の神経線維が分布し、相反する作用を有している。
- (5) 交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加させたり、消化管の運動を亢進する。
正答
正答は (5) です。
解説
誤っているのは⑤の「交感神経系は身体の機能をより活動的に調節する」という記述です。これ自体は正しいのですが、問題文の⑤には「副交感神経系とほぼ同一の経路で支配する」など誤りが含まれています。大脳皮質は灰白質(③正)、体性神経は運動・感覚に関与(②正)、交感・副交感神経は双方向から支配(④正)はいずれも正しい内容です。
正解の理由
⑤の「交感神経系は身体の機能をより活動的に調節する」という記述です 神経系に関して誤っているのは⑤の「交感神経系は身体の機能をより活動的に調節する」という記述です。 これ自体は正しいのですが、問題文の⑤には「副交感神経系とほぼ同一の経路で支配する」など誤りが含まれています。
(5) 交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加させたり、消化管の運動を亢進する。
他の選択肢
(1) 神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。
選択肢(1)「神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。」は、労働生理の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(5)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。
(2) 体性神経は、運動及び感覚に関与し、自律神経は、呼吸、循環などに関与する。
(2)「体性神経は、運動及び感覚に関与し、自律神経は、呼吸、循環などに関与する。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加させたり、消化管の運動を亢進する。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(3) 大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
(3)「大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加させたり、消化管の運動を亢進する。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(4) 交感神経系と副交感神経系は、各種臓器において双方の神経線維が分布し、相反する作用を有している。
(4)「交感神経系と副交感神経系は、各種臓器において双方の神経線維が分布し、相反する作用を有している。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加させたり、消化管の運動を亢進する。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
学習のヒント
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