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1990年 · 労働生理

第一種衛生管理者試験 過去問 1990年 第37問(労働生理)

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 神経系は、中枢神経系と末梢神経系に大別され、中枢神経系は脳と脊髄から成る。
  2. (2) 大脳の内側の髄質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
  3. (3) 神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。
  4. (4) 神経系は、機能的には、体性神経と自律神経に分類され、自律神経は更に交感神経と副交感神経に分類される。
  5. (5) 体性神経には、感覚器官からの情報を中枢神経に伝える感覚神経と、中枢神経からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。

正答

正答は (2) です。

解説

誤っているのは②の「大脳の髄質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質」という記述です。大脳では外側の皮質が神経細胞の集まる灰白質であり、内側の髄質は神経線維が集まる白質です。問36と同じ論点で、皮質が灰白質・髄質が白質という構造を確実に覚えておきましょう。中枢・末梢の区別(①正)、ニューロンの構造(③正)は正しい内容です。

正解の理由

②の「大脳の髄質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質」という記述です 神経系に関して誤っているのは②の「大脳の髄質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質」という記述です。

(2) 大脳の内側の髄質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。

他の選択肢

  • (1) 神経系は、中枢神経系と末梢神経系に大別され、中枢神経系は脳と脊髄から成る。

    (1)「神経系は、中枢神経系と末梢神経系に大別され、中枢神経系は脳と脊髄から成る。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「大脳の内側の髄質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (3) 神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。

    (3)「神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(2)「大脳の内側の髄質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。

  • (4) 神経系は、機能的には、体性神経と自律神経に分類され、自律神経は更に交感神経と副交感神経に分類される。

    選択肢(4)「神経系は、機能的には、体性神経と自律神経に分類され、自律神経は更に交感神経と副交感神経に分類される。」は、労働生理の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(2)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。

  • (5) 体性神経には、感覚器官からの情報を中枢神経に伝える感覚神経と、中枢神経からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。

    選択肢(5)「体性神経には、感覚器官からの情報を中枢神経に伝える感覚神経と、中枢神経からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。」は、労働生理の出題趣旨・問題文の条件に照らすと正答(2)ではありません。記述内容と法令・制度の要件の対応を確認してください。

学習のヒント

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