第一種衛生管理者試験の過去問・実践演習・一問一答と模試・模擬試験対策を、このサイトでまとめて学習できます。タブから他の演習モードへ移動できます。
第一種衛生管理者試験 過去問 1994年 第40問(労働生理)
代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
問題
代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 代謝において、細胞に取り入れられた体脂肪、グリコーゲンなどが分解されてエネルギーを発生し、ATPが合成されることを同化という。
- (2) 代謝において、体内に摂取された栄養素が、種々の化学反応によって、ATPに蓄えられたエネルギーを用いて、細胞を構成する蛋白質などの生体に必要な物質に合成されることを異化という。
- (3) 基礎代謝量は、安静時における心臓の拍動、呼吸、体温保持などに必要な代謝量で、睡眠中の測定値で表される。
- (4) エネルギー代謝率は、一定時間中に体内で消費された酸素と排出された二酸化炭素の容積比で表される。
- (5) エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表すことができるが、精神的作業や静的筋作業には適用できない。
正答
正答は (5) です。
解説
正しいのは⑤の「エネルギー代謝率の値は体格・性別などの個人差がない」という記述です。
正解の理由
⑤の「エネルギー代謝率の値は体格・性別などの個人差がない」という記述です 代謝に関して正しいのは⑤の「エネルギー代謝率の値は体格・性別などの個人差がない」という記述です。
(5) エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表すことができるが、精神的作業や静的筋作業には適用できない。
他の選択肢
(1) 代謝において、細胞に取り入れられた体脂肪、グリコーゲンなどが分解されてエネルギーを発生し、ATPが合成されることを同化という。
体脂肪はグリコーゲンに変換されない(①誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「代謝において、細胞に取り入れられた体脂肪、グリコーゲンなどが分解されてエネルギーを発生し、ATPが合成されること…」。
(2) 代謝において、体内に摂取された栄養素が、種々の化学反応によって、ATPに蓄えられたエネルギーを用いて、細胞を構成する蛋白質などの生体に必要な物質に合成されることを異化という。
(2)「代謝において、体内に摂取された栄養素が、種々の化学反応によって、ATPに蓄えられたエネルギーを用いて、細胞を構成する蛋白質などの生体に必要な物質に合成されること…」は、単独の記述としては法令上妥当な場合がありますが、本問で選ぶべき正答は(5)「エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表すことができるが、精神的作業や静的筋作業には適用できない。」です。問題文の条件と照らし、設問が問う論点に合う肢を選び直してください。
(3) 基礎代謝量は、安静時における心臓の拍動、呼吸、体温保持などに必要な代謝量で、睡眠中の測定値で表される。
基礎代謝は安静時の代謝(③誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「基礎代謝量は、安静時における心臓の拍動、呼吸、体温保持などに必要な代謝量で、睡眠中の測定値で表される。」。
(4) エネルギー代謝率は、一定時間中に体内で消費された酸素と排出された二酸化炭素の容積比で表される。
エネルギー代謝率は安静時代謝の何倍かを示す(④誤)。この記述は誤りです。 対象の記述は「エネルギー代謝率は、一定時間中に体内で消費された酸素と排出された二酸化炭素の容積比で表される。」。
学習のヒント
関連用語と同年の他の過去問で定着を確認してください。
類似の問題
同じ分野・タグや問題文のキーワードが近い問題です。解き直しや確認に使えます。