石綿(アスベスト)は中皮腫や肺がんの原因となる有害物質です。ばく露をゼロに近づける発想で規制が設けられています。
事前調査の義務
建築物・工作物の解体・改修作業前には、石綿の使用状況を事前に調査し、記録を保存しなければなりません。
| 調査の対象 | 義務の内容 |
|---|---|
| 建築物の解体・改修 | 書面・目視による事前調査 |
| 調査結果の記録 | 調査結果を書面で記録・保存 |
| 労基署への報告 | 一定規模以上の解体は報告義務 |
主な義務
| 義務 | 内容 |
|---|---|
| 作業主任者 | 石綿作業主任者の選任 |
| 保護具 | 防じんマスク・保護衣の使用 |
| 作業環境測定 | 6ヶ月以内ごとに1回 |
| 健康診断 | 6ヶ月以内ごとに1回 |
| 記録保存 | 健診記録は40年間 |
記録保存期間(最重要)
石綿の健診記録の保存期間は40年間です。これは他の有害物(30年・5年等)より長く、試験で狙われる数値です。
試験で狙われる頻出ポイント
- 「石綿の健診記録は30年間保存すればよい」→ 誤り(40年間保存が必要)
- 「石綿の解体作業前に事前調査は不要」→ 誤り(事前調査が義務)
- 「石綿作業に保護具は任意でよい」→ 誤り(防じんマスク等の使用が義務)
- 「石綿作業の環境測定は年1回でよい」→ 誤り(6ヶ月以内ごとに1回)