作業環境評価は測定結果を法令の基準と照らし合わせて管理区分を決め、必要な措置につなげる一連のプロセスです。
評価の全体フロー
- 作業環境測定の実施(A測定・B測定)
- 管理区分の判定(測定結果と管理濃度を比較)
- 掲示(作業場に管理区分を掲示)
- 措置の実施(区分に応じた改善・保護具等)
- 再評価(改善後または定期測定)
各段階の義務
| 段階 | 内容 | タイミング |
|---|---|---|
| 測定 | 定められた方法で測定 | 頻度に応じて定期的に |
| 区分判定 | A・B測定結果で第1〜3管理区分を決定 | 測定後 |
| 掲示 | 管理区分を作業場に掲示 | 判定後 |
| 措置 | 区分に応じた改善・保護具等 | 掲示後、特に第3は即時 |
| 記録保存 | 測定記録・評価結果を保存 | 測定ごと |
再評価が必要な場合
- 第3管理区分の改善工事を実施した後
- 設備・作業方法・作業条件が大きく変わった場合
- 定期測定のタイミング(原則6ヶ月または1年ごと)
試験で狙われる頻出ポイント
- 「評価は一度行えば永続的に有効」→ 誤り(定期的な再評価が必要)
- 「第3管理区分に該当しても掲示は不要」→ 誤り(全管理区分で掲示が必要)
- 「評価の流れは測定→措置→区分判定の順」→ 誤り(測定→区分判定→措置の順)
- 「改善工事後は再評価なしで第1管理区分になる」→ 誤り(改善後に再測定・再評価が必要)