令和1年・4月・労働生理 第43問
問題
筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 筋肉は、神経から送られてくる刺激によって収縮するが、神経に比べて疲労しやすい。
- (2) 強い力を必要とする運動を続けていても、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
- (3) 筋肉中のグリコーゲンは、筋肉の収縮時に酸素が不足していると、水と二酸化炭素にまで分解されず乳酸になる。
- (4) 筋肉が収縮して出す最大筋力は、筋肉の単位断面積当たりの平均値をとると、性差又は年齢差がほとんどない。
- (5) 荷物を持ち上げたり屈伸運動をするとき、関節運動に関与する筋肉には、等張性収縮が生じている。
正答
正答は (2) です。
解説
筋肉に関して誤っているのは②の「強い力を必要とする運動を続けていても筋肉を構成する筋線維の数は増えない」という記述です。実際には、筋線維の数は増加しないが、筋線維が太くなり(肥大)筋力が増加します。しかし問題文次第では「筋線維の数は増えない(②正)」となる場合もあります。問116と同内容で、神経刺激による収縮(①正)、グリコーゲンのエネルギー変換(③正)はいずれも正しい内容です。