平成29年・4月・労働生理 第39問
問題
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 赤血球は、骨髄で産生され、寿命は約120日であり、血球の中で最も多い。
- (2) 血液中に占める赤血球の容積の割合をヘマトクリットといい、貧血になるとその値は高くなる。
- (3) 好中球は、白血球の約60%を占め、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- (4) 血小板は、直径2〜3μmの不定形細胞で、止血作用をもつ。
- (5) ABO式血液型は、赤血球の血液型分類の一つで、A型の血清は抗B抗体をもつ。
正答
正答は (2) です。
解説
血液に関して誤っているのは②のヘマトクリットの説明です。ヘマトクリットは血液中に占める「赤血球」の容積の割合であり、貧血になると赤血球が減少するためヘマトクリット値は「低下」します。「高くなる」という記述が誤りで正答です。赤血球の寿命は約120日(①正)、好中球は白血球の約60%を占め貪食作用を持つ(③正)はいずれも正しい内容です。